翻訳同人誌「LETTERS UNBOUND」第1便
2022年9月初版発行
変形サイズ(130×210mm) 100ページ
大阪と東京の文学フリマでは「特別価格」にて販売予定
◆〈終了〉9月25日(日)大阪 @OMMビル
ブース番号:G19~20
https://bunfree.net/event/osaka10/
◆〈終了〉11月20日(日)東京 @東京流通センター、第一展示場
ブース番号:N41~42
https://bunfree.net/event/tokyo35/
グッズとして、4種類のしおりを販売します。
乱丁・落丁本はお取り替えいたしますので、ご連絡ください。
12月1日より、以下の書店さまでのお取り扱いがはじまりました。
どうぞご利用ください。
・小声書房さま
・CAVA BOOKSさま
・スタンダードブックストアさま
・book and board game shop "caravan"さま
・ポルベニールブックストアさま
※以下の目次と作品紹介には性暴力の具体的な表現が含まれます。フラッシュバックなどの心配がある方は注意してください。
《訳者による作品紹介》
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トム・ブラドキン「一万通の手紙」梅澤乃奈訳
服役中に生まれた顔も知らない娘に、毎日手紙を書きつづける囚人ケニー。届かない返事を待ちつづけるケニーの希望と絶望が、痛いほど伝わってきます。手紙には、人を想う気持ちがつまっているのだと改めて感じられる物語です。
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サラ・ローバック「わたしをレイプしようとした人への手紙」廣瀬麻微訳
著者が性的暴行に遭った実体験を記したものです。また自分をレイプしようとした男性へのオープンレターであり、同じような経験をした人々への励ましの手紙でもあります。著者のことばを必要としている人のもとに届きますように。
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リック・ロフィー「バップを踊る男の子たち」武居ちひろ訳
友だち以上恋人未満のあの子と過ごした日々を、タイプライターとダンスのリズムにのせて。思わず歌って踊りたくなる、なのに切ないのはなぜ……訳者がひと読み惚れしたノスタルジア漂うお話です。
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ドーラ・プリエト「あなたのやせっぽちパパ」吉田育未訳
“書類なき移民”を父にもつ女性、「あなた」の物語。カナダとコロンビアにルーツのある作家ドーラ・プリエトさんの短編です。カナダフェミニズム文芸誌「ROOM」掲載作品。「あなた」の呼吸を感じてほしくて訳しました。
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アンナ・クオン「トロール」吉田育未訳
SNS上のハラスメントに立ち向かおうと潜った詩の世界。そこで目にした「トロール」の姿とは……?
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ドーラ・プリエト「ペペ」吉田育未訳
戦争に「言語」を奪われたおじへ、姪っ子からの手紙のような詩です。
※詩2編については、著者おふたりから読者への手紙も預かっています。